ガリュウ峠敗退記(パスハンターはハンターに敵わない)   2008 年 12 月 14 日

日曜日は天気が悪そうなんで12月13日(土)に久しぶりにライジンパスハンターを引っ張り出しました。しかし出発時にいろいろトラブルがあり、9時の発走となってしまいました。リュックサック、登山靴、ニット帽で自転車に跨がります。典型的な”山サイ研スタイル”です。30年近くもこんな格好でサイクリングしてます。ウェストバッグに忍ばせたポケット瓶も昔からの習慣ですね。”小平の大杉”10時着で大休止。割と早く来れた。

小平の大杉

小平の大杉

今日はみどり市大間々町奥の小平地区から桐生市梅田町高沢(こうざわ)地区に越える”ガリュウ峠(仮称)”を探索に来たのです。文献にもネットにもほとんど資料がありません。私の知る限り、桐生山野研の記事が唯一です。

http://akanekopon.hp.infoseek.co.jp/sanyaken4.html

ここで地元の人が山仕事ををなさっているのを見つけ話を聞かせていただきました。
1.峠の名称は知らない。
2.小平から高沢へ行く道はあった。私も通っている。
3.小平と高沢よりも小平と赤芝(桐生市川内町)の方が往来が頻繁だった。
4.ガリュウとは沢の名称である。意味は知らない。
5.現在は高沢側は道は不明瞭であり、道型はほとんど分からないであろう。しかしルートを知っていれば
今でも行けるであろう。しかしルートを知らなければ谷が深いので難しい。
大体このような話を伺うことが出来ました。貴重な情報です。で、本日の予定を決定です。ガリュウ峠になんとしても登る。自転車を置いて高沢側の偵察を行う。納得できたところで尾根通しに”椚田”の鞍部まで縦走。高沢側に下山し帰宅。おお!なんと山サイ研らしいプランだ!

ガリュウ峠付近

ガリュウ峠付近

孫林道をロー&ローでゆっくり上っていきます。車があちこちに止まっていて鉄砲ぶちが結構入っています。”孫”の集落跡は全く分かりませんでしたが路傍に石仏群があり、この辺りだったのかと想像を巡らします。激坂となった林道は自転車を押して歩くのも大変な勾配となり、やがて右手に林道”ガリュウ線”を分岐します。ますます急勾配で道も荒れ車道とはいえ押すよりも担ぐのが楽なほどです。このパスハンターは担ぎやすいなぁ。MTBとえらい違いだ。11時半林道終点到着です。山野研の記事通り小さな祠がありました。その祠の先の木の根本に人間が彫像のように身じろぎもせず座っているのに気がつきました。目出帽をかぶりライフルを抱えています。「こんちわ!」挨拶をするとその男は座ってライフルを抱えた姿勢を一切崩すことなく、低い声で「ここからおりてください。」その時私の思ったことは「姜尚中”の声にそっくりだぁ!!」以下多少脚色つきのやり取り。
「この沢を行きたいのです。」「降りてください。」「猟がすむのはどのくらいですか?」「わかりません。降りてください」「待ってますから」「とにかく降りてください。」「法的にはどうなんですか?」「降りてください。」「どこの猟友会ですか?」「降りてください。」
話もできません。相手は姿勢も崩さず。怒りもこみ上げてきましたが気持ちの悪さが先立ちます。「きもい!!」「こわい!」私は気も弱いし腕力も弱いしけんか慣れはしてないし、不気味なライフル男にこれ以上関わりたくなくなりちょっと恐ろしい気もしてきて、撤収しました。帰路、林道の駐車スペースにいたハンターグループのリーダーらしき人と話をしました。(M本さん)それによるとM本さんのグループは何組かに分かれてこの付近で猟をしている。くだんの人間がM本さんのグループかどうかは分からない。自分のグループだったとしたら誠に申し訳ない。厳重に注意する。ハンターも山歩きの人も同じく楽しみで山に来ているのだから互いに尊重しなければならない。自分なら気をつけていってくださいという。人が通行する旨を無線連絡をする。などと話してくださいました。山でハンターに遭遇することは猟の解禁時期はこの山域では珍しくありません。法的な意味も含めてどういう風に対処していくのが正しいのでしょうか?M本さんのような方ばかりであればなんの問題もないのですが。

桜峠

桜峠

桜峠道

桜峠道

判然としない気分の中小平鍾乳洞から桜峠で遅い昼食とし、旧道を経て長尾根集落の手前の鳥居から山頂の神社(琴平宮?)へと登り午後、明るい日差しの中冬枯れの低山歩きを満喫して帰宅した。

この投稿は 2008 年 12 月 14 日 日曜日 10:58 AM に 峠越え カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。コメントを残すか、ご自分のサイトからトラックバックすることができます。

コメント / トラックバック 3 件

2008 年 12 月 28 日 5:31 PM
げきさかのぼる より:

 お久しぶりです。あまり気持ちのよくない体験をされましたね。正直に言って怖いことです。相手がライフルを構えていては腰が引けてしまうのは無理もないことと思います。
 私もハンターの方にはよく出会いますが、けっこう皆気さくでいろいろ話をしてくれますが…。

2008 年 12 月 30 日 9:27 AM
forest より:

げきさかさん、お久しぶりですね。相手がちょっと悪かったという感じですかね。普通は和やかにいくものですが。
わたしはもうすっかり冬ごもりモードです。元旦から西上州の方へサイクリングに行く予定ですが、宿の炬燵から次の宿の炬燵への移動に自転車を使うという感じのぐうたらサイクリングになる予定です。
でわ。

2009 年 12 月 18 日 7:59 PM
さもんこ より:

参考になります!ありがとうございます!

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